6.22 講演会での会話
先週の金曜日、有楽町の「よみうりホ−ル」で行われた本田健さんの
“作家デビュ−10周年記念感謝講演会in東京”に参加してきました。
私は本田健さんの話を時代の流れを読む指標の一つにしています。
本田さんの話は大きすぎず難しすぎず、等身大の身近な感覚で聞くことが
できます(本当にしっかり理解できているかどうかは別ですが...)。
また質疑応答の時間も楽しみで、質問の内容や本田さんの回答がすごく
参考になります。
本田さんが「休憩時間に隣の人と話をしてくださいね」と言ったら、
隣の席の若者が話かけてきました。少し意外でした。こんなオジサンに
話かけてくるんだ、という感じです。彼は32歳で飲食店を経営している
そうで、本田さんの講演会は初めてとのこと。景気の話題を中心に
いろいろな話をしました。最後に私が「あなたはまだ若いから、この先
私よりも大変ですね」と言うと、「覚悟してます」と笑ってました。
自分が32歳の頃は、こういう講演会に来ようなんて思わなかったな。
会場の参加者のほとんどが若者というのをみても(オジサンが場違いなの
かな?)、今の彼らの置かれている社会状況の厳しさが伺えます。
でも、今の若い人はなかなかどうしてしっかりしてるよ、頼もしいよ!
と思えた、休憩時間の会話でした。
若い人たち、ガンバロウね! 時代の風は厳しいけど、オジサンも
腰痛にめげずガンバルからさ...。