映画『LUCY（ル−シ−）』

　　　　　　　　　　　　　　

　　　　ＤＶＤで映画『ＬＵＣＹ』を観ました。はじまりから約３０分は
　　　バイオレンスシ−ンばかりが目立ち、大好きな名優モ−ガン・フリ−マンが
　　　なぜこの映画に出たのか？と思ったほどでした。それがル−シ−が覚醒して
　　　からはどんどん生命や時空の本質に迫る話になっていき（演出や筋立ては
　　　相変わらずバイオレンスでしたが）、最後に脳の能力が１００％解放された
　　　時に訪れたのは、「至るところに居る」という状況の存在でした。これって、
　　　お釈迦様が“悟り”をひらかれ宇宙と一体となった時の状態ですし、
　　　今広がりつつある“ノン・デュアリティ”と同じですよね。
　　　　脳がなぜ３％くらいしか使われていないのかもよ〜くわかりました。
　　　我々が生きていく上でまた人類が進化していく時にそれ以上の脳力は必用ない
　　　ようですし、持つと肉体的にも社会的にも危険なようです（映画の結末や、
　　　「人間は権力と利益に弱い」という、モ−ガン・フリ−マンの台詞がそれを表して　　　　
　　　いました）。リュック・ベンソンという監督さんはスゴイなと思いました。
　　　　先週観た映画『インタ−ステラ−』も時空間の秘密を垣間見るシ−ンがありま　　　　
　　　したが、時代はあきらかに次のステップに進もうとしているようです。